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TATULA 80用の浅溝スプール(VISPREA/YU330)を購入してみた!【スペック&インプレッション】

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この記事では、TATULA 80用の浅溝スプール(VISPREA/YU330)

・スペック
・梱包の状態
・インプレッション

などを紹介しています。
導入や購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

VISPREA/YU330

YU330は、VISPREAから発売されている「TATULA 80用の浅溝スプール」です。

かなり安価であり、情報も少ない商品なので購入には多少の勇気と運が必要かもしれません(笑)

この記事で紹介するYU330(TATULA 80用の浅溝スプール)も、レビューが少なく購入を躊躇している方がいるかもしれません。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

購入の動機

TATULA 80は、アルファス系のボディと32mmスプールによって軽めのルアー(10g前後小型プラグ)も快適にキャストできることを期待して導入しました。

期待通りのリールでとても満足していましたが、僕の使い方だと1点だけ不満がありました。

それは、軽めのルアー(10g前後小型プラグ)を少しでも快適に使用するために、ラインをフロロ10ポンド&糸巻き量を80mで使用するため、スプール自体にかなり余白が生まれてしまうことでした。

そして、この余白によって回転中のスプールに親指が当たってしまい大幅に減速(飛距離の減少)が起こっていました。

この不満を解消するため、浅溝スプールへの交換を思い立ち購入しました。

YU330のスペック

メーカー

メーカーは、VISPREAです。

VISPREAについては、詳しい情報がありません。

Amazonで確認する限り、安価なリール本体やノブ、スプールなどを販売しているメーカーのようです。

対応機種

対応機種は、DAIWAの22 TATULA 80 / 22 TATULA 80H / 22 TATULA 80XHです。

自重

スプールの自重は、実測で7.5gで

糸巻き量

Amazonには、”糸巻量:YGK 0.6号線 約100M”と書かれています。
0.6号のPEが約100m巻けるということだと思います。

画像は、ベーシックFCの2.5号(10ポンド)を約80m巻いた状態です。

カラー

引用元:Amazon

カラーは、紫色、赤色、金色、黒色の4色が展開されています。

寸法

引用元:Amazon

梱包の状態

Amazonの袋から出した状態です。
ギラギラのビニールに入っていました。
スプールは、プラスチックのケースに入れられています。

プラスチックのケースです。

よくあるスプールのケースといった感じです。
交換した純正スプールを仕舞っておくのに使えるのでありがたいです。

ケースを開けると、黒い巾着袋にスプールが入れられています。

梱包に関しては、思っていたより丁寧な印象を受けました。

スプールの状態

スプール本体に、目立った傷や汚れはありませんでした。
ブランキングもたくさん施されていますが、バリなども見受けられませんでした。

1つ気になるところは、シャフトの色です。
シルバーではなく、若干くすんだ色をしています。

試しにピカールで磨いてみましたが、変わらなかったのでこういう色なんだと思います。

インダクトローター周辺

YU330は、インダクトローターに4枚のワッシャーが入っています。

それぞれの厚みは約5mmだったので、合計で約20mm入っています。

スプリングは、純正に比べてバネレートが低いものだと感じました。

YU330の特徴

ガッツリとブランキングされている

スプール本体は、ガッツリとブランキングされています。

さらに、インダクトローターもブランキングされています。

スプール重量

YU330は、ガッツリとブランキングされており、スプール自体が軽量化されています。

↑こちらは、純正のスプールです。
画像の通り、純正スプールの重量は14.9gです。

↑こちらは、YU330です。
画像の通り、YU330の重量は7.5gです。

純正スプールと比較すると、約半分の重量になっています。

取り付け後

取り付けは、何の問題もなく行えました。

スプールを赤色にしたことで、本体のデザインと相まってアルファスAIR感が出ました。

ガタつきなども無く、しっかりと収まっています。

糸を巻く際は、スムーズな回転で問題は感じませんでした。

インプレッション

使用前インプレッション

梱包の状態も、スプール自体も問題なく好印象です。

ラインキャパに関しての情報が少なすぎて不安でしたが、実際はフロロ10ポンドを約80m巻きたいという個人的な希望も叶ったのでとても満足しています。

使用後インプレッション

純正と比較して気になった部分をまとめてみました。

ロッドは6.6ftのMLクラス。ラインはフロロ10ldを80m。ルアーは約10gを使用しました。

ブレーキの効きが弱い

ブレーキに関しては、純正に比べてかなり弱くなったと感じました。
さらに、ブレーキ調整にあまり追従していない感じがありました。

YU330は、ブレーキ設定20でもかなり飛びます。
純正時のブレーキ設定10くらいの印象です。

ワッシャー4枚の効果でインダクトローターの動きがかなり制限されている感じがあります。

回収時の異音

速い速度で回収していると、どこかになにかが接触しているような異音が発生しました。

どこになにが当たっているかまでは分からなかったですが、スプールの精度が純正よりも低いのかもしれません。

遠投時の異音

力をセーブして投げた時は、かなりスムーズに回転します。
しかし、初速が上がるようなフルキャストをした時に、異音が発生しました。

検証のために異音を無視して投げ続けたところ、純正スプールに戻しても発生するようになったので、本体側に不具合が発生したと思われます。
オーバーホールに出すか考えるくらいには調子が悪くなったのでこれは大損かもしれません。

まとめ

結論、YU330はオススメしません。

使用状況や求めることが違えば問題ない製品なのかもしれませんが、リール本体に不具合が起こってしまった以上、オススメはできません。

おとなしくPEで下巻きすることにします。

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