この記事では、ワームを茹でるときの
・作業手順
・必要なもの
・作業前後の比較
をご紹介しています。
ワームに付いた癖を直したり、マテリアルの硬さを変えたりすることができるので、興味のある方は参考にしてみてください。
目次
なぜワームを茹でるのか
そもそも、なぜワームを茹でようと思ったのか。
それは、釣り場で拾った1本のキャラメルシャッド5インチがあまりにも使いやすく、好みのアクションだったからです。
そのキャラメルシャッドは、市販の状態と比べて明らかにテロテロで柔らかく、アクションも若干マイルドな印象がありました。
知識として、ワームを茹でたら柔らかくなるということは知っており、癖を直すために行ったことはありました。
それなら、ワーム全体が好みのテロテロ加減になるように茹でてみよう!と思い立った訳なのです。
ワームを茹でる際の注意点
ワームを茹でるときに気を付けて欲しいことがあります。
- 火を使用するので、火傷に注意してください。
- お湯を使用するので、火傷に注意してください。
- ワームを茹でると、体に悪い匂いがするので必ず換気を行ってください。
上記に注意して、自己責任で行ってください。
必要なもの
この作業で必要なものをご紹介していきます。
ワーム(被験体)
わざわざ書くことも無いかもしれませんが、茹でたいワームを用意してください。
今回は、キャラメルシャッド3.5インチ12本とキャラメルシャッド2.6インチ6本を使用しました。
鍋
できる限り大き目の(深い)鍋がオススメです。
水をたっぷりと入れてください。
ボウル
ボウルは、ワームが窮屈じゃないサイズのものを選びましょう。
こちらにも水をたっぷりと
割りばし
割りばしはなんでもOKです。
作業手順
1.水を沸かす
まずは、鍋にたっぷりと入れた水を・・・
沸かします。
グラグラに沸騰させましょう。
2.ワームを投入
お湯が沸かせたら、ワームを入れます。
今回は、2サイズ(3.5インチと2.6インチ)のワームがあるので分けて行いました。
料理と一緒で具材の大きさで火の通りに差があるので、サイズや種類が異なるワームを一度に行う場合は分けた方が無難だと思います。
作業中は、時々取り出して触ってみたりして、様子を見ながら行います。
今回は、1分程度茹でました。
3.冷水へ投入
ワームが仕上がったら、用意しておいたボウル(冷水入り)に投入して粗熱を取ります。
熱されて柔らかくなったワームは、冷えるときに形が固定されると思います。
ボウルの底で変な曲がりのまま放置したりすると、むしろ癖が着いてしまうので注意してください。
4.水気をとる
キッチンペーパーやタオルで表面の水分を拭き取ります。
5.綺麗に並べて乾燥させる
表面的には水分が取れていても、リブの間に残っていたりするので、放置して乾燥させます。
その際、新たな癖が付かないように綺麗に並べます。
完成
綺麗に並べて十分に乾燥したら完成です。
今回は、一晩並べて放置しておきました。
作業前後の比較
こちらが作業前のキャラメルシャッド3.5インチの様子です。
反り具合でハリを感じてください。
そしてこちらが作業後のキャラメルシャッド3.5インチの様子です。
デロリンとしております。
あの時拾ったキャラメルシャッドのテロテロ感に近くできたと思います。
ちなみに、癖の直り具合も比較してみます。
がっちり曲がってしまったテール。
心なしかボディも歪んでいるように見えます。
そんな大癖キャラメルシャッドもこの通り!
真っすぐになってくれました。
癖だけを直したい場合は、直したい部分だけ茹でるとボディ全体を柔らかくすることなく行えると思います。
まとめ
この記事では、ワームを茹でるときの作業手順と必要なもの、作業前後の比較をご紹介しました。
柔らかいものが良いかどうかは分かりませんが、一つの楽しみ・工夫として参考にしていただけたら幸いです。