この記事では、LV-0/Lucky Craft(ラッキークラフト)の
・スペック
・特徴
・使い方
・インプレッション
・中古で探すときのポイント
をまとめています。
購入を検討されている方や使ったことのない方の参考になれば幸いです。
目次
LV-0
LV-0は、1997年7月からLucky Craft(ラッキークラフト)より発売されている「バイブレーション」です。
LVシリーズは、ターゲットレンジ別にラインナップされているバイブレーションシリーズです。
単純にターゲットレンジで使い分けるだけでなく、それぞれに大きな特徴があるので、様々な場面で活躍してくれるシリーズです。
LV-0のスペック
メーカー
メーカーは、Lucky Craft(ラッキークラフト)です。
他のLucky Craft(ラッキークラフト)のルアー紹介はこちらから
ジャンル
ジャンルは、バイブレーションです。
他のバイブレーションの紹介はこちらから
全長
全長は、68.0mmです。
重量
公式重量は、14.5g(≒1/2oz)です。
実測重量は、14.7g(誤差±0.2g)です。
※フックとスプリットリングは交換しています。
フックサイズ
公式フックサイズは、フロント(F)フックに#6、リアフック(R)に#8が搭載されています。
カラー
所持しているLV-0のカラーです。
#004 アユ
#0051 オーロラグレイ
スペック表
LV-0のスペックを以下の表にまとめてみました。
メーカー | ジャンル | 全長 | 重量(公式) | 重量(実測) | フックサイズ |
ラッキークラフト | バイブレーション | 68.0mm | 14.5g (≒1/2oz) | 14.7g (誤差±0.2g) | F:#6 R:#8 |
LV-0の特徴
リップの付いたバイブレーション
LV-0の最大の特徴は、リップが付いているということです。
見た目のインパクトと違和感もさることながら、文字にすると「リップ付きリップレスクランクベイト」ということになるので、すごく違和感があります。
しかし、このリップにはしっかりとした役割があります。
シンキングバイブレーションでありながら、リトリーブを始めると水面に向かって浮き上がってきます。
リップを沈ませるためでなく、浮かび上がらせるために使うという逆転の発想が形になったルアーです。
さらに、リップによって障害物の回避能力も高められています。
村上晴彦氏も信頼していたルアー
村上晴彦氏が過去に使用していたルアーとして紹介しています。
LV-0の使い方
LV-0は、ステディリトリーブ(ただ巻き)がオススメです。
ステディリトリーブ(ただ巻き)
ステディリトリーブとは、リールを一定のスピードで巻き続けることでルアーをアクションさせる使い方のことです。
巻いている中のどこかでバイトが得られます。
LV-0であれば、着水と同時にリトリーブを開始すると、水面下10~30cmを簡単にキープすることができます。
そこからリトリーブスピードを上げると、テールが水面ギリギリでアクションし後ろにモコモコと引き波が出始めます。
さらにLV-0は、水面からボディの半分を出してバズベイトのようにガバガバと強いサウンドと泡を立てながらリトリーブすることもできます。
ステディリトリーブ(ただ巻き)は、巻くスピードによって呼び方が変わります。
・ファストリトリーブ=早巻き(ミディアムリトリーブより早い)
・ミディアムリトリーブ=普通巻き(1秒に1回転程度)
・スローリトリーブ=ゆっくり巻く(ミディアムリトリーブより遅い)
LV-0のインプレッション
奇天烈なルアーにも見えますが、他にはない面白いルアーです。
一般的なバイブレーションでは攻略不可能なレンジを確実に引くことができるので、替えが効かない系ルアーと言えると思います。
ただ、どうしても見た目に違和感がありますし、手に入れて釣るまでにいくつかの壁を超える必要があるかもしれません(笑)
使用タックル
・ロッド 610M
・リール TATULA SV TW 103H
・ライン 14lb
使用タックル
・ロッド 73MH
・リール TATULA SV TW 103H
・ライン 14lb
中古で探すときのポイント
中古で探すときは、ルアーの腹部を確認してください。
「LV-0」とプリントされています。
ただし、リップがあまりにも特徴的なので、腹部を確認する必要はないかもしれません。