この記事では、常吉のハマグラビンシンカーを紹介しています。
購入を検討されている方や使ったことのない方の参考になれば幸いです。
目次
ハマグラビンシンカー
ハマグラビンシンカーは、常吉から発売されていた村上晴彦氏プロデュースのシンカーです。
みなさんは、「ハマグラビンリグ」というリグをご存知でしょうか?
ハマグラビンリグは、常吉リグやハンハンジグなど、現在でも活躍する「釣れる」リグを世に広めた村上晴彦氏が考案したリグの一つです。
そんな「ハマグラビンリグ」に欠かせないのが、専用シンカーである「ハマグラビンシンカー」なんです。
開発時は常吉のハマグラブのために設計されたかもしれませんが、他のワームでも使用可能です。
ハマグラビンシンカーのスペック
外観
涙型の形状が特徴です。
単純な板状ではなく、シンカーの先端付近は穴付近よりも肉厚に設計されています。
重量
重量は、3.9g、3.0g、1.8gがラインナップされていたようです。
入り数
常吉のサイトによると、入り数は、3.9gが10個、 3.0gは12個、 1.8gは15個入りで販売されていたようです。
ハマグラビンシンカーの効果
キャスト時の効果
キャスト時は、可動式シンカーがオフセットフックの後方に移動します。
そのため、後方重心となり飛距離がアップします。
ハードルアーに搭載されている重心移動システムがワームで使用可能になるイメージです。
フォール時の効果
フォール時は、ワームの下腹部にシンカーが移動してきます。
これによって、水平姿勢をキープしたままフォールします。
アクション時の効果
独自のカップ形状のシンカーが水を受けることで、ローリングアクション(=横方向の常吉アクション)を生み出します。
さらに、シンカーが揺れ動くことでフラッシングが発生して、魚にアピールします。
ハマグラビンシンカーの使い方
完成形は、画像のようにオフセットリグにシンカーが付いた状態です。
オフセットフックのフックポイントをワームの下部から上部に刺す前にシンカーを通せば完成です。
シンカーには、表と裏があるので注意が必要です。
肉厚部分がフックのラインアイの方を向くようにセッティングします。
ハマグラビンシンカーのインプレッション
オフセットリグに飛距離と姿勢の安定、横方向のアクションを加えられる他にはないリグです。
一度は試してみていただきたいです。
ただ、廃盤の商品なので入手は非常に困難だと思います。
現在の市場で代用できるものも見当たらないので、発見できた際は購入してみてください。
中古で探すときのポイント
パッケージは画像のような見た目をしています。
今のところ上記の2種類は確認できました。
剥き身の場合は、特に刻印などもない為、形のみしか手掛かりがありません。